父と母の暮らした部屋

父が他界して五年が過ぎました。自宅を火事で失ってから二十数年間を地元の老人ホームで母と共に暮らしておりました。入居したのは父が七十四歳、母が六十九歳の時と記憶しています。思いもよらない出来事でこのホームが終の棲家となった訳です。病気がちの母は入退院を繰り返し、父が亡くなる前の一年位はずっと入院しておりました。母の回復だけを願っていた父でしたのに、秋のある日あっけなく旅立っていきました。二人が暮らしていた部屋は六畳程の二部屋でした。火事に見舞われ家財の大方は焼失し、最低限の持ち物からスタートしたホーム暮らしでしたが、整理してみると流石に長い年月を感じさせる量の遺品でした。倖い私は車で二時間程の所に住んでおりましたので、明け渡すまで何日間かの猶予を頂き、夫と共に遺品整理をする事にしました。大型のタンス等は同じホームの方が引き受けて下さいましたし、他は思い切って処分する事にしました。判断の付かない物は後で時間をかけてと車に積み込みました。こうして三日間かけた遺品整理は湿っぽさの欠片も無く無事に終える事が出来ました。我が家に戻る際、サヨナラと空っぽになった部屋に向かって声を掛けた時、不覚にも涙が溢れ出ました。日当たりの良い部屋のいつもの場所で「ご苦労さん」と笑いかける父を見たような気がしたからです。

どんなトラブルを抱えていたのか・・

突然の連絡、それはほとんど顔を合わせたことのなかった父の死亡を伝える連絡でした。正直、自身の父親だとわかってはいても育ての親という認識はなく悲しくともなんともありませでした。
何はともあれ警察の指示に従い、生前住んでいたアパートへ向かって遺品整理を行いました。どうやら土木建築関連の仕事をしていたようで、それらの作業着やら道具が散在しておりました。勤めていた先の会社社長さんは整理して判断のつかないものはすべて処分してくれるということで、その言葉に甘えることにして、一応形見と呼べるもの以外はどんどん仕分けていきました。もともと物をあまり持たないようで、整理にはさほど時間がかかりませんが、作業着の内ポケットからひらりとメモが落ちました。拾い上げるとそこには電話番号とメモが記載されておりました。一番びっくりしたのは、私とほぼ同じ字体だったということ、本当に親に似るというのはあるんだなと感じました。肝心のメモに目を通すと・・○○弁護士事務所 ○○さん
弁護士事務所!?とびっくりしましたが、そこでは冷静に遺品整理を続けました。しかし、かばんの中にも同じ番号とメモが記載されているぼろぼろの紙を見つけました。どうやらこのメモはなくしてはならないもので複数用意していたと推察されます。どの程度重要だったんでしょうか。弁護士事務所と聞くだけでだんだん怖くなってきました。現場を警察と勤め先へ引き渡して以降、その弁護士事務所を調査することにしました。調査といってもインターネットで検索するだけです。そうしましたら、得意分野や実績例が出てきまして、その内容というのは、会社と個人のお金のトラブル関係ばかりでした。給料未払いが続いていたのか、はたまたもっと違う問題が発生していたのか・・・。今となっては知る由もない生前の父親のトラブル、そして気にも留めていない自分がここにおります。ですが、正直にいうとあまり見たくなかった遺品でもあります。

不用品回収業者さんに感謝

2人の子供が独立し家を出た後子供たちが使用していたベットや机、スチールの本棚など大量の粗大ゴミが出ました。大きくて大量なので地域の粗大ごみ回収には出すことが出来ないという事で6畳の部屋いっぱいにある不用品や粗大ごみの始末に頭を悩ませていました。ある日不要になったテレビを回収する不用品回収業者が近所を回っていたので不燃物の粗大ごみを持って行ってくれるよう交渉した所、ベットや椅子などは解体し可燃物と不燃物に分けて置けば引き取ると言われました。早速解体し約束の日時に引き取ってもらいました。その時回収業者さんが使えなくなった工具や鋸などの鉄くずやなべ等のなどのアルミも引き取ると言ってくれました。地域の粗大ごみ回収は回収所まで持って行かないとならないので車のない家庭や重いものなどは力のない人には持っていく事が出来ません。不用品ををどうやって始末しようと考えていたやさきでしたので神戸不用品回収業者さんには感謝しています。おまけに鉄くずとして買い取る事が出来るものもあったようで3000円になりました。良心的な回収業者さんと思ったので近所の方にもこの事を教えてあげました。

たまに入るチラシを見たら

30cm程の小型の家電などは、不燃ゴミで回収してくれますが、壊れた扇風機やバイクのバッテリーなど処分に困っている物がありました。粗大ゴミに出すには受付をして指定されたシールを貼って出しますが、面倒で出来ずにいました。
そんな時にポストに入っていたチラシ。いつもはろくに目も通さず捨ててしまいますが、徳島不用品回収の内容、しかも無料でとのこと。
よく廃品回収車が回っていて、壊れた物でも無料でとの回収いたしますとスピーカーから流れてきますが、運転手さんは怖そうだし、引き止めたものの料金をふっかけられたらという思いで利用したことはありませんでした。ですがこのチラシを読むと、所定の日にちに玄関先の道路沿いに回収して欲しいものを置いて置くだけ、という内容です。半信半疑の私は一度は見送ったもののご近所さんが不用品を出して、それがちゃんと回収されているのを見て、やっとその気になりました。パソコン周りのものや、自転車まで、5、6点だし、粗大ゴミで出していたら2千円くらいはかかるところ無料で回収してくれとても助かりました。一部回収出来ないものも記載されていますが、それでも十分利用価値はあります、スピーカーを大音量で流すよりとても効率的なやり方で良いなと思いました。